開催概要

日時: 2008/08/21(木) 18:45 〜 21:15(18:00開場)
会場: ニフティ株式会社 本社(大森ベルポートA館)セミナールーム
参加費用: 無料
事前登録: 必要
定員: 80〜90名程度
ストリーミング: Ustream.tvによる中継を予定しています

参加登録

http://regional.rubykaigi.org/tokyo01/registration
好評につき、募集締め切りになったようです。
個人的には、MACRubyと、オフィスとの連携について興味があります。

先日、初めてRubyの講師を務めました。

まずは、忙しい中受講いただいた皆様、本当にありがとうございました。

3時間という限られた中で、受講者の皆様にメッセージを伝えるのは難しいと実感しました。
今回の結果を踏まえ、より良い教育サービスが提供できるように精進したいと思います。

詳細は会社のブログにまとめます。

Windows + GlassFish + RedMine (GlassFish V3 On Rails)

Windowsというより、GlassFishへのDeploy方法が宿題のまま、仕事に追われて1週間放置。。

昨日覚えたADDAlcohol Driven Development。酔拳 この場合は ADDeployかな?)を活用してRedmineGlassFish上で起動することに成功。

GlassFish上でRailsを動かすまでの手順

参考:http://wiki.glassfish.java.net/Wiki.jsp?page=DeployAndRunRailsOnGlassFishV3
  :http://wiki.glassfish.java.net/Wiki.jsp?page=DeployAndRunRailsOnGlassFishGem

 1.GlassFish V3 のインストール
   https://glassfish.dev.java.net/downloads/v3-techPreview-1.html
   今回は、NetBeans IDE 6.5M1のインストール時に併せてインストール済み。
 2.Gemでglassfishのインストール
   ただ、これだとJRuby on Railsなんだろな。。。英語見る限り、V3でJRubyてあるし


D:\>jruby -v
ruby 1.8.6 (2008-07-04 rev 6586) [x86-jruby1.1.2]

D:\>jruby -S gem install glassfish
JRuby limited openssl loaded. gem install jruby-openssl for full support.
http://wiki.jruby.org/wiki/JRuby_Builtin_OpenSSL
Successfully installed glassfish-0.3.1-universal-java
1 gem installed

 3.redmineのデプロイ、及び、実行

D:\>cd RedMine
D:\redmine>jruby -S glassfish_rails redmine

routes.rbの設定が効いてないのは、調べる必要があるみたい。
ログイン画面のURLを直接参照したら、無事起動

初動確認


今日の宿題

 1.「routes.rb」にて設定された初期画面が効いていない。
   account/loginを設定を調査する。

 2.gemでインストールした glassfishが何に利用されているのか調べる必要がある。

 3.引き続き、RedMineの基本機能が動作するか確認。


酔拳切れそうなので、今日はここまで・・・zzz

RedMine の半歩先 (Rails勉強会@東京第31回:セッション)

まず、表題について執筆する前に、提案者にも関らず準備なしにのぞんですいませんでした。
そして、レオさん、onkさんをはじめ参加者の皆さま、貴重な情報をありがとうございます。

RedMineの半歩先へ

セッションテーマにあげた経緯

 Rails勉強会でRedMineの存在を知り、社内で導入を試みたら色々な面で弊害がありました。
 同じような問題を抱えている方がいないか、また、既に解決方法を持っている方がいれば、
 教授いただけないかと思ったのが経緯です。

我々の問題

 1.会社では諸事情があり、WindowsOSでしかサーバが構築できない。
   ・coLinuxの導入やWindowsサーバをホストとした仮想化もNG

 2.他のバージョン管理システムでは、十分に要件を満たせない。
   ・IDEからGUI操作でコミットできる環境に慣れ親しんでいる。
    主が.NETの開発ということもあり、既にVS2005 + VSSの環境がありました。
    当初、Rubyに関するリソースもVSSで管理していました。
     しかし、.NET開発メンバがチームに参加することが決まった際、一旦
    別なツールや、コマンドベースで操作する教育をしたところ、思ったより
    時間を必要とすることがわかりました。

 3..Netと生産性を比較するために、作業実績を計測したい。

RedMineを選択した理由

 1.効率よく作業実績を計測したかった。
   ・VSS利用時は、コミット時にコメントを記載することだけルール化されており、
    工数管理は別なシステムに依存する運用でした。チケットの仕組みを利用する
    ことで、RedMineの中で完結すると期待しました。

 2.仕事柄メインストリームから枝分かれするプロジェクトが多く、リーフとの関連が
   管理しやすいと期待がありました。

 3.メンバ増員により、早急に開発環境を統一する必要が出てきた。
   ・一番の問題はIDEからソース管理を可能とすること。

構築した環境






Windows Server 2003 R2

Windows XP

  • NetBeans6.1

  

構築に伴い発生した問題

 1.Windows利用を想定した解決策の情報が以外と少ない。
   ・GemからPassenger(ModRails)がインストールできない。
    ※別途Visual StudioでCのソースをコンパイルすれば可能らしい。
   ・当初WEBRickで利用していたら、原因不明な高負荷状況が続いた。
     他のサービスと共存環境のため、一概にWEBRickが原因だとはいえません。
     ただ、利用開始後に当問題が発生したのは事実。
   ・Apache+Mogrelの手順に関する情報が少ない(検索でヒットし難い)

 2.作業時間と実績があわないケースがある。
   ・管理方法や作業形態によって、プロジェクトに関っている時間と
    チケットを利用した実績工数が一致しないケースがある。
    ※これはRedMineの問題ではなく、仕事との関り方で発生。

いただいた情報

 1.Rubyの管理もRedMineで行っている。
   http://redmine.ruby-lang.org/projects/show/ruby-19
 2.GitHub
 3.Mongrel Cluster
 4.TracからRedMineに移行可能
   http://redmine.jp/guide/RedmineMigrate

今日のセッションを受けて、個人的なKPT

Keep
 1.積極的にディスカッションに参加していただけた。
Problem
 1.セッションオーナーなら、事前に準備を怠らない!
Try
 1.GlassFishに期待して、Windows + GlassFish + RedMineを試す。
    NetBeansを利用していること、Mongrelのポート毎管理の代替案として
 2.GitClientのWindows版があるとの事。->情報収集します。
 3.RedMine上で管理されているRubyプロジェクトを積極的に参照する。

WindowsでiPhoneのブラウザで利用できるアプリ開発 (覚書)


WindowsでGlassFishV3を利用しようと試行錯誤していたら、もう少し時間かかりそうなので
iPhoneに関する内容をまとめます。

iPhone用の開発キットはMacで有償提供されています。(Windowsでは提供されていません。)

Windowsユーザーが、せめてブラウザ用アプリを開発できないか試みました。

ダウンロード一覧

 1.iui http://code.google.com/p/iui/
   執筆時点では、0.13。PHPベースのサンプル付です。
 2.safari http://www.apple.com/jp/safari/download/
   ※途中まで、デバッグ兼ねてFirefoxを使用していたのですが、
   styleの一部がsafariでないと有効にならなかったため、
   結局、上のサイトからダウンロードしてsafariデバッグしました。
 3.Air http://get.adobe.com/air/?loc=jp
 4.Air iPhone http://merhl.com/?page_id=75
   3がインストールされていれば、4のエミュレータが利用できます。
   執筆時点では、AIR iPhone v3.03。縦横表示切替可能。中のアプリは
   実行可能なものと、そうでないものがある。また、エミュレータsafari
   はiPhone固有のイベント、つまり展開させるような振る舞いは対応してない
   ように見受けられます。

利用した環境

 5.RoR 2.0.2
 6.WEBrick
 7.MySQL 5.0
 8.NetBeans 6.1

まとめ

 「Air iPhone」のSafariで表示が確認できればと期待したが、実機で問題なく
 画面に収まって表示されるコンテンツが、スクロール付で表示される場合あり。
 逆に、実機のキャッシュをオーバーフローするようなページが、表示できる。

 今回は、WindowsRoR開発⇒Air iPhoneSafari表示・テスト⇒実機確認、
 を期待して仕掛かったが、Windowsユーザーも、現状は直接実機での検証に
 頼らざるを得ない状況になると考えます。

NetBeans IDE 6.5M1 を試用してみました

masakikatakaiさんのブログから、NetBeans 6.5 M1がダウンロードできることを知りました。

6.5の目玉はPHPサポート。個人的に興味深いのは、GrailsJavaScriptのサポート強化です。

試用した結果をまとめます。

試用内容

WEB+DB PRESS Vol.45

WEB+DB PRESS Vol.45

Web+DB PRESS vol.45の「認証システム最前線 OpenID 2.0徹底解説」に興味があったので、
その作業をNetBeans 6.5の試用含めて実施しました。

6.1と比べて改善された機能(気づくかぎり)

 1.ServerがWEBrickとGlass FishV3が選択できます。
   ※WEBrickからGlass FishV3へプルダウンを変更するだけでは実行不可。
   どうもGlassFishV3で実行するには、手順がありそうです。要調査。
 2.Railsプロジェクト作成時に、Railsのバージョンが選択できる。
   ※初期設定はNetBeans6.5に含まれているJRuby(1.1.2)となっています。
   インタプリタを変更するか、(多分)NetBeans6.5配下に旧バージョンを
   インストールすることで選択可能になります。
 3.データベース作成時にschemaを指定できるようになりました。
 4.script/destroyが選択できるようになりました。
 5.force garbage collection, Run-time watches, search機能が表示されてます。
   ※はじめて知った機能なので、要調査。





実は6.0から6.1で改善されていて、今回知った点

 6.6.0ではvenderフォルダが「プロジェクト」ウィンドウから参照できませんでした。
   実は6.1から改善されていたんですね・・・。

現時点では何とも判断しがたい点

 7.Gemインストールで、バージョンを指定してインストールできたのができない。
 8.6.1以前で作成したデータベースが一覧に表示されなかった。
   ※実は6.1で「OpenIDの徹底解説」を試していた経緯があり、参照できればいいなと
   思ったんですが、リストには表示されませんでした。












追記
NetBeans Wikiがあることを知り、Rubyに関する更新内容を確認してきました。
 9.alt + shift + RでRakeタスク一覧を表示できる。
 10.Test RunnerのUIが一新された。
 11. JVMJRuby用のoptionが指定できるようになった。
 12.Ruby Gemで全バージョン表示可否の設定が増えた。(要NetBeans再起動?)
   ※執筆時点のバージョン(Build 200807040101)では再起動まで反映されませんでした。
   他の項目は再起動要否が記されているので、今後確認が必要
   

Ruby/Ruby on Railsの開発環境について (NetBeansが好み)

まず、私は仕事の都合もあり、Windowsユーザーです。


ただ最近は、git hubとか、iPhoneの開発環境等、MacOS XLinuxを利用することで
得られる恩恵は非常に強力、且つ魅力的だと感じています。現状は趣味より仕事、特に
開発でWindowsに触れる機会が多いため、まずは1Windowsユーザとして開発環境に
関する所感をまとめます。


前提として、同じ時点をもって、すべての製品を利用したものではありません。
また、すべての機能を触れているわけではないため、意見に偏りがあると思います。
(一度利用してみて、自分にフィットすれば使い続けるし、よりいい物があれば
製品を切り替えています。)

現状


を理由にNetBeansを利用しています。

統合開発環境について(出会った順)

  1. Eclipse(+ RadRails)
  2. Aptana
  3. NetBeans
  4. NetBeansテキストエディタ
  5. 3rd Rails(評価版)

所感

Eclipseの系統にあるEclipseAptana、3rd Rails
 ○正規表現デバッグWindowが用意されている。
 ○テンプレート機能(スニペット等)を利用者が編集できる。
 ○Eclipseベースで提供されているプラグインが充実している。
 ○script/destroy等、Undo機能が提供されている。
 △Rad Rails(コードエディタ部)で日本語を含めた編集をすると、
 強調部や日本語表示がおかしくなる時がある。
 ※Aptana(現Aptana Studio)、3rd Railsは問題ありません。

Net Beans
 □初期設定のインタプリタJRuby
 ○開発環境にJRubyRuby on Railsが含まれており、構築の手間が少ない。
 ○初期設定のまま開発に取り掛かれるので、開発環境の統一が図りやすい。
 ○無料
 ○プロジェクトウィンドウからRakeをはじめとするコマンドが実行可能。
 ○コードアシスト(補完機能)のヘルパー・解説が充実している。
 △論理プロジェクトビューが好み分かれる。(個人的には敬遠)

参考

 NetBeansで、初期設定から変更した箇所
 1. 論理ビューの解除
 ツール(T)⇒オプション⇒Ruby⇒その他にて
 
 2. インタプリタの切替
 プロジェクト選択⇒プロパティ⇒Rubyプラットフォーム