NetBeans IDE 6.5M1 を試用してみました

masakikatakaiさんのブログから、NetBeans 6.5 M1がダウンロードできることを知りました。

6.5の目玉はPHPサポート。個人的に興味深いのは、GrailsJavaScriptのサポート強化です。

試用した結果をまとめます。

試用内容

WEB+DB PRESS Vol.45

WEB+DB PRESS Vol.45

Web+DB PRESS vol.45の「認証システム最前線 OpenID 2.0徹底解説」に興味があったので、
その作業をNetBeans 6.5の試用含めて実施しました。

6.1と比べて改善された機能(気づくかぎり)

 1.ServerがWEBrickとGlass FishV3が選択できます。
   ※WEBrickからGlass FishV3へプルダウンを変更するだけでは実行不可。
   どうもGlassFishV3で実行するには、手順がありそうです。要調査。
 2.Railsプロジェクト作成時に、Railsのバージョンが選択できる。
   ※初期設定はNetBeans6.5に含まれているJRuby(1.1.2)となっています。
   インタプリタを変更するか、(多分)NetBeans6.5配下に旧バージョンを
   インストールすることで選択可能になります。
 3.データベース作成時にschemaを指定できるようになりました。
 4.script/destroyが選択できるようになりました。
 5.force garbage collection, Run-time watches, search機能が表示されてます。
   ※はじめて知った機能なので、要調査。





実は6.0から6.1で改善されていて、今回知った点

 6.6.0ではvenderフォルダが「プロジェクト」ウィンドウから参照できませんでした。
   実は6.1から改善されていたんですね・・・。

現時点では何とも判断しがたい点

 7.Gemインストールで、バージョンを指定してインストールできたのができない。
 8.6.1以前で作成したデータベースが一覧に表示されなかった。
   ※実は6.1で「OpenIDの徹底解説」を試していた経緯があり、参照できればいいなと
   思ったんですが、リストには表示されませんでした。












追記
NetBeans Wikiがあることを知り、Rubyに関する更新内容を確認してきました。
 9.alt + shift + RでRakeタスク一覧を表示できる。
 10.Test RunnerのUIが一新された。
 11. JVMJRuby用のoptionが指定できるようになった。
 12.Ruby Gemで全バージョン表示可否の設定が増えた。(要NetBeans再起動?)
   ※執筆時点のバージョン(Build 200807040101)では再起動まで反映されませんでした。
   他の項目は再起動要否が記されているので、今後確認が必要