NetBeans IDE 6.5M1 を試用してみました
masakikatakaiさんのブログから、NetBeans 6.5 M1がダウンロードできることを知りました。
6.5の目玉はPHPサポート。個人的に興味深いのは、GrailsとJavaScriptのサポート強化です。
試用した結果をまとめます。
試用内容
- 作者: 荒木稔,能登信晴,Zev Blut,ミック,nanto_vi,武者晶紀,川崎修平,梅原宗士,田中正吾,黒田昌樹,米田健治,溝口妙子,小飼弾,岩下忠資,縣俊貴,大塚知洋,伊藤直也,田中洋一郎,山本陽平,下岡秀幸,高林哲,はまちや2,松信嘉範,角田直行,中山陽太郎,古谷楽人,瀧内元気,Yugui,WEB+DB PRESS編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: 大型本
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その作業をNetBeans 6.5の試用含めて実施しました。
6.1と比べて改善された機能(気づくかぎり)
1.ServerがWEBrickとGlass FishV3が選択できます。
※WEBrickからGlass FishV3へプルダウンを変更するだけでは実行不可。
どうもGlassFishV3で実行するには、手順がありそうです。要調査。
2.Railsプロジェクト作成時に、Railsのバージョンが選択できる。
※初期設定はNetBeans6.5に含まれているJRuby(1.1.2)となっています。
インタプリタを変更するか、(多分)NetBeans6.5配下に旧バージョンを
インストールすることで選択可能になります。
3.データベース作成時にschemaを指定できるようになりました。
4.script/destroyが選択できるようになりました。
5.force garbage collection, Run-time watches, search機能が表示されてます。
※はじめて知った機能なので、要調査。
実は6.0から6.1で改善されていて、今回知った点
6.6.0ではvenderフォルダが「プロジェクト」ウィンドウから参照できませんでした。
実は6.1から改善されていたんですね・・・。
現時点では何とも判断しがたい点
7.Gemインストールで、バージョンを指定してインストールできたのができない。
8.6.1以前で作成したデータベースが一覧に表示されなかった。
※実は6.1で「OpenIDの徹底解説」を試していた経緯があり、参照できればいいなと
思ったんですが、リストには表示されませんでした。
追記
NetBeans Wikiがあることを知り、Rubyに関する更新内容を確認してきました。
9.alt + shift + RでRakeタスク一覧を表示できる。
10.Test RunnerのUIが一新された。
11. JVMにJRuby用のoptionが指定できるようになった。
12.Ruby Gemで全バージョン表示可否の設定が増えた。(要NetBeans再起動?)
※執筆時点のバージョン(Build 200807040101)では再起動まで反映されませんでした。
他の項目は再起動要否が記されているので、今後確認が必要